PAPASU

3児の父。物は少量。

「そこに山があるから」人生で大切なことは山を歩くことで学んだ。

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今日、僕は久しぶりに湯船に浸かり本を読みながらゆっくりと半身浴をして汗を流した。

 

妻も子どもたちもぐっすり寝ている時間ー深夜の2時ーなので、そろりそろりと寝室から抜け出した。

 

湯船に浸かりながら、先日の六甲山登山のゴールにある有馬温泉での日帰り銭湯を思い出す。
※参照 ミニマリスト 佐々木 典士さんに聞く『世界のミニマリズム』 - PAPASU

 

普段子どもたちをお風呂に入れるのは父である僕の役目。

 

久しぶりにゆっくりと入った「銀の湯」の幸福感が忘れられなくて、深夜に水遁の術を使う忍者のように湯船でじっとして、たっぷりと汗をかいた。

 

温泉に向かうまでの道中は険しい道を手足を全部使って登っていく。

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六甲山登山道の中級コースを登る

 

なぜ山に登るのか?

Because it's there.
そこに山(エベレスト)があるから

ジョージ・マロリー

ニューヨーク・タイムズに

「Why did you want to climb Mount Everest? 」(なぜあなたはエベレストに登りたいのですか?)

と聞かれた登山家のジョージ・マロリーの有名な言葉である。

もちろん僕にはエベレストで命を落としたジョージ・マロリーほど生命をかけて登ったことはない。

 

僕は山を登るというよりも、山を歩くことの方に目が向いていると気づく。

 

以前は、わかりやすくテッペンを目指す登山をしていた。

 

南アルプスの北岳、北アルプスの槍ヶ岳やジャンダルムや大キレットなど登頂し、テッペンを踏んだ。

 

普段の山に興味がない生活をしている人にとっては、何の為に登っているのか説明することは不可能である。

 

マロリーはハーバード大学で講演を行った時に「エベレストに登る目的は?」と自問して、「山頂の一個の石を欲しがる地質学者を満足させ、人間がどの高さで生きられなくなるかを生理学者に示す以外、何の役にも立たない」と述べている。

 

僕にとって山を歩くことは、自分を理解する為に必要なことであり、幸福を感じるためであるとわかった。

 

山を歩く行為は身体にとってキツい行為である。

 

僕はサラリーマンで週休2日で働いているが、日曜日は必ず子どものサッカーか剣道かその両方がスケジュールの中に最初から組み込まれている。

 

今回はたまたま平日に予定のない休みがポッと出て、佐々木さんの都合もつくということで、前々から約束していた六甲山に登ることになった。

 

仕事よりも身体にとってはキツい、久しぶりの登山。

 

4時間で20000歩以上歩き、脚の付け根は少し痛み、以前マラソンで痛めた右膝も脹脛の筋肉もシクシク悲鳴をあげていた。

 

では、次の日の仕事に差し支えるのでは?と思うかもしれないが、全くそんなことはなかった。

 

むしろその週は普段山に登らない週よりもたくさんの仕事をこなし、個人ロッカーの掃除もいつも以上に丁寧に出来た。

 

「英気を養う」と言えばわかりやすいかもしれない。

 

身体の疲れ以上に精神的に満たされることで癒され働く活力になった。

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まだ登頂まで1/3の地点ですが素晴らしい眺め

 

六甲山の崩れやすく滑りやすいロックガーデンではニューバランスのスニーカーは滑りやすかった。

 

そして薄くてコンパクトな『フーディニパンツ』は温泉後の着替えとして持っていくの良さそう。

 

僕のパタゴニアの『フーディニパンツ』は尻餅をついた時に破れてしまったので修理に出そうと思う。

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登山後の有馬温泉にて

 

僕は大人になるにつれ、登頂を目的とする登山よりも自然の中をゆっくりと何時間かかけて歩く行為に興味が移りました。

 

一歩一歩山を歩くことで、いい文章を書くこと、いい親になること、いい夫になることに近道はないことに気づきました。

 

毎日、毎日を積み重ねて僕たちの人生になる。

 

後悔しないためには全力を尽くす以外にない。

 

ひとりの人生に一冊の本を。

書いてみようと思う。

参考:ジョージ・マロリー - Wikipedia

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